京都のお菓子と、祖父の思い出

京都のお菓子と祖父の思い出

金平糖 まだまだ元気な祖父は、病気の関係で今は言葉が喋れません。
 そんな祖父との嬉しい話がひとつあります。
 10年以上前、私が高校生のとき、修学旅行で京都に旅行に行き、祖父と祖母におみやげを買って帰りました。
 その時のおみやげが、京都で有名なお菓子のひとつである「こんぺいとう」でした。
 祖母は喜んでくれたもの、ぶっきらぼうな祖父はあまり反応がなかったですが、まぁそんなものかとそんなに気にしませんでした。
 それから10年以上経ち、最近になって祖父と祖母が京都に観光旅行に行くことに。
 そのとき、祖父が京都で、一生懸命私が10年以上前にあげたこんぺいとうを探し回っていたそうです。
 祖父はしゃべれないので、最初、祖母は何を探しているのか分からなかったそうです。
 でも、ジェスチャーでもいいから教えてと聞いたところ、返ってきた答えが「こんぺいとう」でした。
 それも、私が当時あげた「こんぺいとう」がもう一度食べたいと。
 それがわかると、祖母は周りのお店に聞いて回り、やっと私が当時買ったこんぺいとうのお店を見つけたそうです。
 祖父は、嬉しそうにこんぺいとうを持って帰り今もすこしづつ、大事に食べているそうです。
 その話を聞いて、すごく嬉しくなりました。

 

カラフルな金平糖